レーシックを受けると夜間視力が落ちるという話を耳にしましたが、本当でしょうか?

夜間視力に関するレーシックの合併症に、ハロー(光輪症)及びグレア(光輝)という合併症があります。ハローとは光がにじんで見える合併症で、グレアとは光がまぶしく感じる合併症のことです。

原因については諸説あるようですが、レーシックを受けることによる光の乱反射および収差の増加が原因といわれています。

前者はグレアに主に関係し、レーザーの照射部の端に光が当たったり、フラップの接合面のふやけにより光が乱反射することで光がまぶしく感じますが、時間が経つにつれて、端部や接合面が滑らかになり解消されることが多いようです。

後者は主にハローに関係しますが、ここでの収差とは、瞳孔の周辺から取り入れる光の焦点と中心部から取り入れる光の焦点のずれのことを言います。レーシックによってこのずれが大きくなる(収差が増加する)ことがあり、瞳孔が開く夜間には、周辺の光をより多く取り入れるため、ハローが出やすくなるといわれています。(より詳しい内容を知りたい人は参照情報をご参照ください)

すなわち、夜間の瞳孔径が大きい人ほど出安くなる傾向にあり、適応検査時に夜間瞳孔径が大きい人は、ハローが出るかでないかを事前に確認されるとよいと思います。(ちなみに夜間の瞳孔径は平均6mm程度といわれています。)

なお、術後にハローが出やすいと判断された人には、ウェーブフロントレーシックやカスタムビューレーシックという収差を修正する術式が施されることがあります。

ちなみに私はハローもグレアも経験し、夜間の瞳孔径が大きい(8mm程度)ため、ハローは今でも若干残っています。しかし、夜間の車の運転も特に問題ないですし、生活上の支障は特にありません。

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