「か」がつくレーシック用語

●角膜
読み:かくまく
眼球壁の一部で、正面の強く湾曲した凸面を作る透明な部分です。水晶体のともにレンズの役割を果たし、屈折力の3分の2を担っています。いわゆる黒目の範囲で、瞳孔や虹彩が外からすかして見えます。光線を通すため血管はありませんが、神経は豊富にあります。
●角膜厚測定
読み:かくまくあつそくてい
レーシックの適応検査の一つです。パキメータという器械で、角膜の厚みを測定します。この検査で角膜の厚みが足りないと判断された場合は、レーシック不適応になります。
●角膜形状解析
読み:かくまくけいじょうかいせき
トポグラフィーなどを使って、角膜全体の形状を解析する検査のことです。 角膜形状解析は、①初期円錐角膜の発見、②白内障手術、角膜移植手術、屈折矯正手術などの術前術後の角膜形状観察、③コンタクトレンズの処方とアフターケアといった目的でなされます。 角膜不正乱視の有無や程度の評価が必要な症例では、必須の検査です。
●角膜実質層
読み:かくまくじっしつそう
角膜を構成する5層の一つで、角膜表面から3番目の層です。角膜全体のほぼ95%を占め、ほとんどが繊維で形成されていてところどころに実質細胞があります。
●角膜上皮細胞
読み:かくまくじょうひさいぼう
角膜を構成する5層の一つで、角膜の一番表面の層です。数層の角膜上皮細胞からできており、その表面は涙液により保護されています。上皮細胞は、細菌などの付着から眼を守り、代謝機能を持っています。
●角膜内皮細胞
読み:かくまくないひさいぼう
角膜を構成する5層の一つで、角膜の最も内側にある一層の細胞層です。角膜に水分や栄養を供給しています。この細胞はポンプの役割をしていて、眼の中から角膜にしみてくる水分を、再度、眼の中に戻してあげる役割をします。
●角膜内皮細胞
読み:かくまくないひさいぼう
角膜を構成する5層の一つで、角膜の最も内側にある一層の細胞層です。角膜に水分や栄養を供給しています。この細胞はポンプの役割をしていて、眼の中から角膜にしみてくる水分を、再度、眼の中に戻してあげる役割をします。
●角膜表面麻酔剤
読み:かくまくひょうめんますいざい
角膜圧測定をする際に使用する点眼麻酔です。これをすると眠たいときのように瞼が重くなるので、麻酔が効きやすい人は少し注意が必要です。またレーシックの手術直前にも使用します。手術当日は麻酔が効きやすくなる薬を飲みますが、この薬で気分が悪くなる人もいますので、不安な人は飲まなくてもいいようです。
●カスタムレーシック
読み:かすたむれーしっく
個々の目の形状に合わせて切除を行うレーシックの方法です。角膜形状に合わせる方法(topo-guides LASIK)と波面収差にあわせる方法(ウェーブフロントレーシック)がありますが、現在は後者が一般的に使用されるようになりました。
●仮性近視
読み:かせいきんし
照明や姿勢の不良、読書・書字の距離が近すぎるなどのため、眼の毛様体の持続的緊張が起こり、近視と同じ症状を呈するに至った状態のこと。
●学校近視
読み:がっこうきんし
レーシック用語「単純近視」をご覧下さい
●眼圧測定
読み:がんあつそくてい
レーシックの適応検査の一つです。ノンコンタクトトノメーターという器械を用いて、目に空気(風)を当てて、眼の堅さを測定します。
●眼科専門医
読み:がんかせんもんい
眼科専門医認定試験に合格し、日本眼科学会により認定された特別な眼科医の事です。
●眼科用剪刀
読み:がんかようせんとう
レーシックの手術用具の一つで、レーシックの際に使用する眼科用ドレープを切る器具です
●眼科用ドレープ両眼用
読み:がんかようどれーぷりょうがんよう
レーシックの手術時に顔にかける布で、眼のところだけ穴が開いています。
●眼軸
読み:がんじく
角膜から網膜までの長さ(奥行き)のことです
●眼軸長
読み:がんじくちょう
レーシック用語「眼軸」をご覧下さい
●感染
読み:かんせん
レーシックの合併症の一つです。レーシック後、角膜上皮が完全に修復するまでの間に、傷口から細菌が侵入して感染症起こす可能性があります。細菌が眼に入らないように、クラビットという薬を注します。
●眼底検査
読み:がんていけんさ
レーシックの適応検査の一つです。散瞳剤(点眼薬)を使用して、眼の奥(網膜)を見やすくし、網膜、視神経、硝子体などに異常がないかを詳しく検査します。