「し」がつくレーシック用語

●ジオプトリー
読み:じおぷとりー
レンズの強さを表す単位です。レンズの焦点距離をメートルであらわしたものの逆数で、”D″と略します。ジオプトリーが大きいほどレンズの屈折力は強くなります。
●自覚的屈折検査
読み:じかくてきくっせつけんさ
レーシックの適応検査の一つです。裸眼視力や矯正視力を自覚的に検査し、近視や乱視の度数を測定します。
●視機能の低下,夜間の見にくさ・にじみ
読み:しきのうのていか
レーシックの合併症の一つです。レーザーの照射径をやや小さくすると、まれに光が少々にじんでみえたり、まぶしかったり、また明るい場所に比べて暗い場所(または夜間)で、視力の低下を感じることがあります。通常これらの市機能の低下は、手術後半年の時点で、ほとんどの人が改善または消失しますが、まれに続くこともあります。
●軸性近視
読み:じくせいきんし
眼軸が長いために起こる近視です。
●収差
読み:しゅうさ
レンズや球面鏡などの光学系で物体の像を結ばせるとき、光学系の形や材料に欠点がなくても像がぼやけたり、ゆがんだり、像の縁に色がついたりする現象。単色光について生じる広義の球面収差と光の波長によってガラスの屈折率が異なるため起こる色収差に分けられる。
●手術給付金
読み:しゅじゅつきゅうふきん
医療保険の給付金の一つです。特約で定められた手術を受けた場合、入院日額に一定の数値を掛けた金額を受け取ることができます。手術した部位(身体の部分)や手術内容によって給付割合が決まっています。 ※レーシックについては保険会社によって給付が異なるようですので、保険会社に問い合わせてください。
●術後定期健診
読み:じゅつごていきけんしん
レーシックの手術後に経過をチェックするための検診のことです。一般的には翌日、1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後、半年後、1年後に行います。
●術前検査
読み:じゅつまえけんさ
レーシックの手術の前に行う最終検査の事です。この検査でエキシマレーザーで角膜を削る最終的な深さを決めます。
●照射径
読み:しょうしゃけい
レーシック用語「Optical Zone」をご覧下さい
●上皮下混濁
読み:じょうひかこんだく
PRK特有の術後の合併症で、角膜上皮直下に発生するびまん性網状の混濁のことです。程度の差はあっても注意深く観察すると多くの症例で見られます。混濁は一般には軽度で、視力低下を招くことは少ないです。しかし、自己判断でステロイド点眼を中止してしまったりすると、視力の低下や近視戻りを招くこともあるため、点眼は医者の指示に従って行うようにしましょう。なお、視力低下を招いた場合は、PRKの再手術やPTKが行われる場合が多いです。
●上皮欠損
読み:じょうひけっそん
レーシックの合併症の一つです。手術中に角膜の表面の上皮が一部むけてしまうことがあります。高齢の人や以前に角膜に傷を作った人に起こりやすい傾向があるようです。ほとんどの場合、医療用コンタクトレンズの装用や点眼治療などに治りますが、視力の回復にやや時間がかかることがあります。
●上皮迷入
読み:じょうひめいにゅう
レーシックの合併症の一つです。本来は角膜の表面を覆っている上皮細胞が、フラップの下に入り込んでしまう合併症です。まれに進行し、フラップ下の洗浄が必要になります。
●視力回復トレーニング
読み:しりょくかいふくとれーにんぐ
めがねやコンタクト、手術に頼らず、自分の目、自分の視力を自分で守るための「術」を身に付けるためのトレーニングの事です。一度近くを見てすばやく遠くに視点を移して凝視することだけの遠方凝視法で、水晶体の遠近調節機能と輻輳解散の働きを活発させる方法です。手術や薬を使わないので、副作用や後遺症の心配がありませんが、効果には個人差があります。
【参考】http://www.siryoku.jp/
●視力矯正
読み:しりょくきょうせい
屈折異常(近視、遠視、乱視)や調整異常(老眼)でピントがずれている眼を、眼鏡やコンタクトレンズなどを使用することで、ピントを合わせることをいいます。