レーシックが不適合になるケース

すべての人がレーシック手術を受けられるわけではありません。10人に1人程度は不適合となるようです。手術を受けられる適応基準は、手術の種類や眼科・クリニックによって違います。


おおむね、以下の理由で不適合となり、レーシック手術を受けることができません。
●年齢が18歳未満
 目が成長途中の可能性があるということと、
若い方はまだ近視が進む可能性があるためです。
●強度近視・強度乱視
 近視・乱視度数に応じた矯正量との兼ね合いによります。
 屈折度数が-10Dを超えると強度近視といわれますが、
あるクリニックでは、近視度数-14D、乱視度数-6.0Dより強い方が不適合となります。
●角膜の厚みが薄すぎる
 角膜の厚みが足りない場合でも、フェイキックIOLなどの手術は受けられる可能性があります。
●角膜の形状が不適合
 円錐角膜など。正常な形、厚み、丈夫さが必要。
●眼に疾患がある
 網膜剥離、白内障、緑内障、角膜炎、結膜炎など
●妊娠中の方
ホルモンのバランスが不安定なため。
●授乳中の方
使用する眼薬が母乳に与える影響が不明なため。
●全身に重篤な病気をお持ちの方
糖尿病、膠原病などがある方。