レーシックのメリットとデメリット

レーシックは近視、遠視、乱視に悩まされる方に裸眼生活を提供するというメリットと、手術によって合併症が併発されるリスクというデメリットを、併せ持つ視力矯正方法です。そのため、レーシックを受ける前に、そのメリットとデメリットを正しく理解することが重要となります。

また、「エキシマレーザー屈折矯正手術のガイドライン」でも、手術前にこれらのメリット、デメリットを患者に説明する、インフォームドコンセントの重要性が記されていますので、興味のある方はご一読されるとよいかと思います。

そこで、レーシックのメリットとデメリットについて、整理しましたのでご参照ください。ただし、あくまでも一般的な項目を取り上げておりますので、個別のケースで必ずしも当てはまらない場合もあることをご了承ください。

なお、個別のケースでのレーシックのメリットとデメリットを知りたい方は、当サイトの「レーシック体験談」が参考になると思います。

レーシックのメリット

  • 総じて言えば、安全に、素早く視力を回復でき、かつ裸眼生活が獲得できること。
  • 点眼麻酔をおこなうため術中の痛みをほとんど伴わないこと。
  • 手術時間はおよそ15分程度(内、エキシマレーザーの照射時間は数十秒程度)という短時間で、入院の必要がないこと。
  • 両目同時の手術が可能で、1日で両目の視力回復が可能であること。
  • エキシマレーザーは、コンピューターによって精密に制御されるため、精度の高い視力矯正が可能であること。

レーシックのデメリット

  • 安全性は高いが、程度の差はあれなんらかの合併症というリスクを伴う矯正方法であること。(レーシックの合併症の詳細は「レーシックの合併症」をご参照ください。
  • 事前のスクリーニング(適応検査)によってレーシック視力回復の可能性が高い患者のみに手術が行われているが、視力回復の程度や経過には個人差があり、十分な視力回復を保障するものではないこと。
  • 自由診療であるため、手術費用は全額自己負担となり、またクリニックによって手術費用が異なる。

その他

レーシックの費用を安いと感じるか、高いと感じるかは、個人差があります。詳しくは、「レーシックの費用」をご参照ください。