「き」がつくレーシック用語

●球面収差
読み:きゅうめんしゅうさ
広義には収差のうち色収差を除いた残り。狭義にはザイデルの5収差の一つ。光学系の軸上の1点から出た光線束が光学系で屈折・反射した後軸上に集まるとき、光学系に入射する位置が中心軸から離れるに連れて光線の再び集まる位置がずれてくるために、像が一点に結ばなくなる現象です。
●球面レンズ
読み:きゅうめんれんず
2つの球面を持つレンズのことです。一面が平面の場合を含み、凸レンズと凹レンズがあります。
●近視
読み:きんし
平行な光が、網膜の前で像を結んでしまう状態です。日本人の60%程度が近視といわれています。
●近視戻り
読み:きんしもどり
レーシックの合併症の一つです。手術後しばらく正視の状態であっても、手術後6ヶ月または1年以上経過して、屈折が変化し、近視側に戻ってしまうことがあります。「近視戻り」は手術前の近視の程度が強いほど出現する可能性が高くなります。また「近視の戻り」がひどい場合は再手術を行うことがあります。