井上眼科病院(東京・お茶の水)訪問レポート(2)

井上眼科病院グループの「患者様第一主義」がなせる象徴的な事例として、2006年に開設されました、外来専用のお茶の水・井上眼科クリニックについて、ご紹介しします。

患者様第一主義から生まれたお茶の水・井上眼科クリニック

初めての方も安心。外来専用のお茶の水・井上眼科クリニック

お茶の水・井上眼科クリニックは、これまで井上眼科病院、駿河台診療所などに分散していた外来部門を統合した、予約制の外来専用クリニックで、井上眼科病院と患者さんをつなぐ窓口となるクリニックです。これによって、井上眼科病院を受診したい方は、まずはお茶の水・井上眼科クリニックに問合せを行えばよく、始めての方も安心です。ただし、レーシック外来は井上眼科病院レーシックセンターとなりますので、お気をつけ下さい。

ちなみに、お茶の水・井上眼科クリニックでは、一般外来(約20疾患)と、患者さんの疾患・病状や希望によって対応する専門外来(7疾患)の診療を行っているほか、手術、入院相談、眼鏡、コンタクトレンズ相談、セカンドオピニオンの受診をしています。

多くの患者さんが使いやすいお茶の水・井上眼科クリニックの「ユニバーサルデザイン」

お茶の水・井上眼科クリニックの患者様第一主義を象徴するものに、「ユニバーサルデザイン」の導入があります。これは、小さな子供も、お年よりも、背の高い人も、瀬の低い人も、やせている人も、太っている人も、右利きの人も、左利きの人も、男の人も、女の人も、車椅子の人も、眼の不自由な人も、なるべく多くの人が使いやすいように考えられたデザインのことです。

お茶の水・井上眼科クリニックのユニバーサルデザインには、以下の5つの特徴があります。

  • わかりやすく、眼に優しい照明
  • 安全で、わかりやすい床
  • 患者さんと一緒に作ったわかりやすい標識
  • 誰でも使いやすい「だれでもトイレ」
  • 見やすく、使いやすい椅子

こうした努力の甲斐もあり、お茶の水・井上眼科クリニックは、日本ユニバーサルデザイン研究機構の「使いやすさ検証済み施設」認証の第1号(2000001号)を取得しています。

素早い情報伝達と効率的な受付で患者さんの負担を軽減しているお茶の水・井上眼科クリニック

お茶の水・井上眼科クリニックを見学させていただいて気づいたのですが、診察室ごとに大画面の液晶テレビに順番表示がされ、患者さんに素早く情報伝達を行うことで、待ち時間の負担を緩和しているようです。また、自動受付機と自動清算機が設置されており、来院前後の待ち時間を効率化するなど、診療以外の部分で患者さんになるべく負担をかけないような工夫がなされていました。

患者様第一主義井上眼科病院では、安全性を追求した屈折矯正手術を行っているようです。そんな井上眼科病院の安全性にこだわったレーシックとは?

レーシック外来専門「井上眼科病院レーシックセンター」

井上眼科病院は、厚生労働省が屈折矯正手術を承認した直後からいち早くレーシックを導入したクリニックの1つです。

井上眼科病院のレーシックは、レーシック外来専門の「井上眼科病院レーシックセンター」にて行われます。

井上眼科病院の外来の多くは、お茶の水・井上眼科クリニックに統合されましたが、レーシックについては、井上眼科病院レーシックセンターで受け付けています。

井上眼科病院では、PRK、エピレーシック、レーシック、カスタムビューレーシックという4つの術式を行っており、目全体の状態や、全身の状態、ライフスタイルというところまで細部にわたって適応検査を行い、患者さんに適した安全な術式で手術を行うことを心がけています。

またこれまでにレーシック2,500症例の実績を持つ経験豊富な鈴木三千穂医師が、診察から手術まで行うことで、患者さんに安心してレーシックを受けてもらえるように努めています。