レーシックと手術給付金

医療保険に加入されている方は、レーシックに対して保険会社から手術給付金というお見舞い代が支払われることがあります。

ただし、保険会社の規定や、医療保険の契約内容によっては、レーシックが手術給付金の支払い対象にならないこともありますので、詳しくはご契約されています保険会社にご確認されますようよろしくお願いいたします。

ちなみに、当サイトの運営スタッフである私はレーシックで手術給付金を受け取っており、その時の体験を下に、レーシックと手術給付金についてまとめます。

なお、保険会社によって申請方法等が異なることもございますので、その旨ご了承いただけますようよろしくお願いいたします。

手術給付金を受け取るまで

当サイトのスタッフは手術給付金を受け取るまでに、以下のようなプロセスを経ました。

  1. 保険会社に問い合わせる
  2. を保険会社から手術給付金の請求書と診断書の用紙を受け取る
  3. クリニックに手術給付金申請用の診断書の作成を依頼する
  4. 手術給付金の請求書を作成する
  5. 手術給付金の請求書と診断書を保険会社に提出する
  6. 保険会社のチェック後、所定の銀行口座に手術給付金が振り込まれる

手術給付金について保険会社に問い合わせる

電話でも、メールでも何でも結構ですので、まずは保険会社に手術給付金についての問合せて、レーシックが手術給付金の対象となるかどうかの確認を行います。

この際に1つ気をつけることは、「レーシック」ではなく、「レーザー角膜屈折矯正手術」という用語を使用することです。最近はレーシックという言葉も認知度が高くなってきていますが、担当者が知っているとは限りませんので、余計な誤解を与えないためにも、「レーザー角膜屈折矯正手術」と伝えた方がよいかと思います。

なお、この際に保険会社から手術給付の対象となる、あるいはその可能性が高いとの見解が示されれば、手術給付金の申請書医師に書いてもらう診断書が手元に届くのを待ちます。

クリニックに手術給付金用の診断書の作成を依頼する

保険会社から手術給付金の申請書類が届いたら、クリニックで診断書の作成を依頼します。これは手術日当日にか、術後定期健診の際にでも、クリニックに持参すればよいと思います。ちなみに、私は術後定期健診の際に依頼しました。

ここで気をつけなければならないのは、診断書の作成にはお金がかかるということです。保険会社の担当者に確認した話では、通常3,000円から10,000円という相場のようです。

なお、医師の診断書は封筒で厳封されてますので、それを開けないように気をつけましょう。開けてしまうと診断書の信頼性に疑いが持たれ、再申請(再度診断書作成費用がかかります)か、給付対象外との判断をされてしまう可能性があります。

手術給付金の請求書を作成する

診断書を作成したら、次に手術給付金の請求書を作成します。請求書の内容は保険会社によって異なると思いますが、私の場合、請求書に以下の内容を記入するだけでした。

  • 請求者の名前と認印
  • 住所
  • 手術給付金を振り込む銀行口座情報

手術給付金の請求書と診断書を保険会社に提出する

めでたく診断書と請求書が完成したら、保険会社に提出します。私は担当者に手渡ししましたが、郵送でも可能だと思います。

ここで注意しなければならないのは、書類を提出したからといって、手術給付金が必ず支払われるものではないということです。医師の診断書の内容によっては手術給付金の対象外と判断されることもあるようですので、その点は留意してください。

所定の銀行口座に手術給付金が振り込まれる

保険会社で特に問題ないと判断されれば、所定の銀行口座に手術給付金が振り込まれます。

手術給付金額は、契約する保険会社の約款に規定してあると思いますが、私が当時契約していた保険会社では、以下のように規定されていました。

(手術給付金) = (入院給付金日額) × (給付倍率) 

私の場合、入院給付金日額が1万円で、レーザー・冷凍凝固による眼球手術の給付倍率が10であったため、10万円が手術給付金として振り込まれました。

なお、同一の保険会社でも、契約内容によって、この規定は異なると思いますので、保険会社に確認されますようよろしくお願いします。